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樹木の病気

 植物の病気に用いられる殺菌剤はその多くが予防効果が主体です。こちらで紹介している薬剤もほとんどが予防剤です。
 発病後は蔓延を防止するのが効果の限度であるため、発病初期に全面的に使用しない限り概して効果は期待できません。一度褐変した病班などは組織が枯死しているため、有効な薬剤でも復元することはできません。



 
たんそ病

葉に病斑をつくる代表的な病気。はじめ暗黒色で、古くなると灰白色二なり、病斑状にに小黒粒を多数発生する。樹勢が弱ると発病しやすい。ダイセン、マンネブダイセン、ベンレート、トップジンMなどが効く。

もち病

始め緑白色の小さなものが膨れあがり、球形や不整形に厚くふくれる。5〜6月に多いいが9〜10月にも発病する。枝を透かして採光と通風を計ります。病葉は摘み取って焼却する。大発生した時は冬季に石灰硫黄合剤を散布する。5月ごろにベンレート、トップジンMなどを散布する。

黒星病

黒色類円形病斑を生ずる病気。カビに属する病原菌。3月下旬に石灰硫黄合剤を散布。殺菌剤の効きにくい病原菌で、特にバラの黒星病はサプロールがなんとか効くぐらいである

赤星病

ナシ、ボケ、赤星病とりんご、カイドウ赤星病がある。橙黄色円形斑点を葉裏に生じ、後に拡大して毛状体を生じる。ダイセンやベンレートを散布する。

 うどんこ病

葉に白いカビが生えるが、その粗密は菌の種類によって変わり、多くは葉の表に発生する。
多くは春と秋に発病するが、サルスベリなど夏にも多いいものもある。石灰硫黄合剤、水和硫黄剤、マンネブダイセンM,ベンレート、トップジンM、ポリオキシンなどを散布する。

煤病

アブラムシ類、カイガラムシ類、コナジラミ類などが寄生し枝葉に排泄物が蓄るとこれを栄養とする煤病菌が繁殖します。黒色粉状物で覆われ手で触れると黒くつく。枯れる事はないが光合成が妨げられ衰弱し、見苦しいので、枝をすかして通風と採光を計る。上記害虫を退治すればなおります。
                            
                        その他の病気


がんしゅ病・・・・・・・幹や枝に瘤のできる病気。瘤の大きさや形、発生数は樹種により異なる。瘤の多くは削り取ってもすぐ再生する。松などはさび病菌の寄生、ヤマモモなどは細菌が原因。瘤を削り取ってさび病菌はダイファー、細菌はアグレプトなどを塗布する。

しらぬき病・・・・・・・ 病原菌は地表下に潜伏し、樹木の地際部に侵入、絹糸状の菌糸は病患部の幹や周辺に地表に蔓延し、幹の組織が腐って植物は株ごと枯死する。初期ならばベンレート、トップジンMなど。菌核のできたものは除去焼却などする。