【剪定料金のご案内】から剪定理念まで
目次
自然が基本の植木の剪定理念
- 庭を美しく保つためには維持管理が欠かせません。春には常緑樹、晩秋には落葉樹の葉が落ち、成長期には葉が茂り草も伸びます。
庭師草庵では庭の管理も庭つくりの一環ととらえています。
お庭は管理の違いひとつで違って見えますので、庭師など専門の方にお願いすることをお勧めいたします。 - 植木の手入れはただ剪定すれば良いというものではありません。
日当たりや風通しなどは勿論のこと、庭の構成や植栽場所なども大事な事の一つであり、なぜこの場所にこの樹木が植えてあるのか、
それが主木なのか添え木なのかなどを理解し、庭全体を考えて手入れをしなければなりません。
漠然と手入れしていてはただの植木の手入れになってしまいますし、それではプロの仕事としては物足りなさを感じてしまいます。
そしてお客様の声に耳を傾けることが大事なことなので、「この樹木はおじいさんの代からあるので大事にしてほしい」「記念樹なので大きくしてほしい」「実が付かないので付くようにしてほしい」など、お客様も要望をお話しし、お任せならばそのようにお願いください。
そこから職人の経験、技術とお客様の要望が合うことが理想かと思います。 - 当方でお任せの場合などは、庭のたたずまいを崩さぬように樹木本来の樹形をいかし、植栽場所や庭の構成、樹木越しでの玄関や窓、燈籠や蹲踞などの見え方、樹木の高さや枝向きなどといった庭全体の雰囲気、御予算などでお客様のお庭にあった剪定をさせていただいております。
仕事と流れとしては、植木の手入れ~下草の手入れ~掃除といった仕事運びとなります。
庭木の剪定料金
- 植木の剪定料金は1日23000円(職人1人)+植木枝ごみ処分代(5000~)+諸経費となっております。
1日手入れ仕事の場合は人工制にしています。半日作業(13000円~)や樹木1本などの場合は値段が異なります。
植木枝ごみ処分代も量や物によって変わり太い枝、竹、草ゴミなどは料金が若干高くなります。
伐採や高木の枝卸しなどの場合も料金が異なります。 - 植木剪定などのお見積もりは無料ですのでまずはお気軽にご連絡ください 。
他にも施肥や消毒といった作業も同時に行いますので庭全体の年間管理などもお気軽にご相談ください
見積金額参考例

全体が塀で囲まれたお庭です。
それほど強く剪定しなくてもまとめることができます。
中木・・・ヒメシャラ2本・アラカシ・モミジ3本・ソヨゴ・ヒイラギモクセイ・ナンテンなど中木計9本
低木・・・・カンツバキ3本・下草他
除草・・・・少量
ごみ代・・・6000円
人工・・・・8:00~13:30
合計・・・・29000円(税込み)

大きくないお庭ですが日当たりもよく、樹木はいつも元気です。
シャラなどはあまり剪定しなくても樹形を保っています。
シダレウメはよく伸びます。
庭全体の剪定は余分な枝を払い、コンパクトにまとめています。
毎年管理されているお庭は極端に太い枝を落とすことはありません。
毎年この大きさで、樹木の成長を維持しています。
中木・・・シダレウメ・シャラ・ミカン・ハナカイドウ・ナツメ・ロウバイ・キンモクセイ・サクランボ2本など計9本
低木・・・アジサイ4本・ツツジ3本・アセビ3本他
生垣・・・キンモクセイ生垣4m
除草・・・10㎡
ごみ代・・6000円
人工・・・1人で1日(8:00~17:00)
合計・・・36000円(税込み)
植木の剪定実例集
中高木剪定
4mほどのスダジイの剪定です。フェンスなどもあるため、
特に目隠しなどには気にされていないとのことでした。
余分な枝を抜き、風通しを良くしてまとめてみました。
スダジイは昔から庭木として使われてきた樹木です。どんぐりも付きます。


10m程度のシラカシの高木強剪定です。
大きくなりカラスが巣をつくるため、巣が作りにくい様に大きく枝抜きしています。
その後は巣は作られなくなったようです。


生垣剪定 刈込み仕立て
春先に葉がたくさん落ちるために強剪定してほしいと頼まれました。
新芽は赤々していて綺麗ですがよく伸びます。
レッドロビンは強剪定にも耐え、芽吹きもしやすいので生垣に向いている樹木です。

