
東京都練馬区で、軒横に植えられた株立ちのアラカシと、隣家との目隠しになっているマテバシイを剪定しました。
庭木の多いお庭のため、樹木ごとに剪定の目的や考え方を分けて施工事例として紹介しています。
今回のお客様からは、
「アラカシは軒に近いため、伸びた枝を少し整理したい」
「マテバシイは隣家との目隠しとして残したいが、枝が混み合っているので風通しを良くしたい」
というご相談をいただきました。
同じ庭にある木でも、役割はそれぞれ違います。
アラカシは建物や通路との距離を考えて枝を整理し、マテバシイは目隠しとして必要な枝を残しながら、
枝抜きによって光と風が通るように剪定しました。
軒横のアラカシは、建物と通路を考えて剪定
アラカシは株立ちで、軒の近くに植えられています。
今回の剪定では、すべての枝を同じ長さに揃えるのではなく、伸ばしてよい枝と、建物側へ伸びるため整理した方がよい枝を分けました。
また、玄関へ向かう通路に面しているため、歩くときに邪魔になる下枝は整理しています。
株立ちの木は、幹の立ち方や枝の高さに変化があることで自然な姿に見えます。
そのため、全体を均一に刈り込むのではなく、それぞれの幹と枝の流れを見ながら鋏を入れました。

マテバシイは、目隠しを意識しながら枝を抜く
テバシイは隣家との間に植えられており、目隠しとしての役割があります。
枝葉が混み合っているからといって薄くしすぎると、剪定後に隣家がよく見えるようになってしまいます。
反対に、枝を残しすぎれば風が抜けず、庭全体が重く見えることがあります。
そこで今回は、目隠しに必要な枝葉は残しながら、内側で重なっている枝や不要な枝を中心に抜きました。
また、マテバシイの枝先を一律に切り詰めると、輪郭が固くなり、人工的な印象になりやすいため、枝先を揃える剪定ではなく枝抜きを主体にしています。
向こう側が見えすぎないこと。
それでも光と風は通ること。
その両方を考えて剪定しました。
枝を均一な密度にせず、残すところと軽く透かすところをつくることで、
庭木に奥行きが出るようにしています。

剪定後の庭
剪定後は、枝の重なりが減り、庭の中へ光と風が通るようになりました。
アラカシは軒や通路への張り出しを考えて、マテバシイより少し強めに枝を整理しています。

一方、マテバシイは隣家との目隠しという役割があるため、外側から見たときに必要な葉の量を残しました。
同じ常緑樹でも、
「建物との距離をとる木」
「目隠しとして残す木」
では、剪定の強さを変えています。
庭木を一本ずつ整えるだけではなく、それぞれの木が庭の中で何をしているのかを考えることが大切だと思っています。

練馬区で庭木の剪定・植木屋をお探しの方へ
庭師草庵は東京都練馬区を拠点に、庭木一本の剪定から庭全体のお手入れまで行っています。
庭木には、目隠しになる木、玄関の景色をつくる木、建物への日差しを和らげる木など、それぞれ役割があります。
そのため、すべての木を同じように小さくするのではなく、植えられている場所や暮らしとの関係を見ながら剪定方法を考えています。
「隣家との目隠しは残したい」
「建物に当たる枝だけ整理したい」
「庭を明るくしたいが、木を切りすぎたくない」
そのようなご相談でも構いません。
庭を拝見しながら、残した方がよい枝と整理した方がよい枝をご説明します。
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